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「シックハウス症候群」は住宅内の建材等から発散する化学物質による健康被害をいいます。住宅内で発症し、離れると症状が消えることが多いのが特徴です。「化学物質過敏症」は極めて微量の化学物質にも過敏に体が反応して起こる健康障害です。個人の体質にかかわる部分が多く、場所に関係なく発症します。この「化学物質過敏症」について世に説いた著書は「あなたも化学物質過敏症」(1993年・石川哲・宮田幹夫共著/農文協・健康双書)で紹介され、以来注目されたと言われるほど我国ではその歴史も浅く国による規制そのものが平成15年7月まで存在しなかった医療分野です。
では、住宅に使われる建材は「無垢材」なら何でもよいのでしょうか。その適応性は、人によってさまざまな反応があります。例えば、無垢材からも出る化学物質には、αピネン・リモネン・テレピン類などがあります。含水率にも関係ありますが無垢の杉板からでも微量ですが、ホルムアルデヒドが出ています。同じ杉でも静岡産と秋田産では出方も違います。「ナチュラル」とうたわれても、「化学物質過敏症」の疑いのある方は、事前にサンプルを取り寄せ1〜2晩、自分の部屋に置くとか抱いて寝るなどしてから建材として採用いたしましよう。
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